日本病院学会ワークショップ「やる気を引き出す効果的面接手法」
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業種
病院・診療所・歯科
- 種別 レポート
シーンに応じて、気づきとモチベーションをどう引き出すか。
2017年07月20日(木)・21日(金)、第67回 日本病院学会(学会長:内藤嘉之氏/社会医療法人愛仁会 理事長)が盛大に開催され、株式会社日本経営の小畑隆成(部長)が、ワークショップ「やる気を引き出す効果的面接手法」を担当させていただきました。
「人手不足倒産」という言葉に見られるように、いまや業種を問わず、人材の確保・育成・定着は経営の命運を左右する最大の要因の一つになっています。にも関わらず、部下のモチベーションの最大の鍵を握る上司は、部下との面接にあたって、「自分だってできていない」、「一生懸命話しているのに、何も話してくれない」、「自分は部下を、好き嫌いで評価しているのではないか」、「価値観が違いすぎて、伝わらないし、理解できない」、「叱るべきなのか、諭すべきなのか、正解が分からない」、「予想もしなかったような反応が返ってきた」、「そもそも面談の時間さえ取れない」など、様々な葛藤を抱えているものです。
当日は、「気づきとモチベーションを引き出す」をテーマに、上司が犯してしまいがちな残念な対応シーンで、上司と部下に何が起こっているのかを検証。典型的な面接シーンごとに、ケーススタディを通じて、気づきとモチベーションを引き出すポイントを整理しました。
学会でも初めての取り組みと言われる、「ワークショップ形式」。ケーススタディとして、「仕事を期日直前まで忘れていたAさんとの面接事例」、「明らかにモチベーションが下がっているのに、尋ねても何も言ってくれないBさんとの面接事例」、「主任になりたがらないCさんとの面接事例」などを、グループごとにディスカッション。ご参加者の皆様のご協力もあり、熱のこもった深い議論、素晴らしい時間を共有させていただくことができました。
「面接・考課者としてのスキルを習得したい」
「現場のモチベーションをアップしたい」
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